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認知症の診断・治療(アルツハイマー病など)

認知症は、記憶力や判断力、日常生活の機能が少しずつ低下していく病気です。誰にでも起こり得る身近な疾患であり、今や高齢化が進む中で、多くの方が関心を持つテーマとなっています。

「もの忘れが増えてきた」
「同じことを何度も聞いてしまう」
「日常の些細なことがうまくできなくなってきた」

こうした症状は、加齢による自然な変化のこともありますが、認知症の始まりである可能性もあります。特に、「生活に支障が出てきた」「周囲とのコミュニケーションが難しくなってきた」と感じた場合は、注意が必要です。

しかし、認知症は“気づいた時がケアのはじまり”です。
早期に気づいて医療的な支援を受けることで、進行を遅らせたり、ご本人とご家族がよりよい生活を送れるよう支援することができます。

当院では、単なる「年齢のせい」では済まされない変化に対して、専門的な視点から診断・サポートを行なっています。必要に応じて、認知機能検査や心理的サポートもご提案し、ご本人だけでなくご家族も一緒に安心できるよう努めています。

「最近、ちょっと気になるな」と感じたその時が、最も大切なタイミングかもしれません。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。私たちは、心と脳の専門家として、寄り添い、支えます。

認知症の治療

今できることを大切に、安心のある毎日を。

認知症と診断されると、不安や戸惑いを感じる方が多いと思います。
「治らない病気なのでは」と考えて、受診をためらってしまう方も少なくありません。

けれども、認知症の治療には、進行を遅らせたり、生活の質(QOL)を保つための大切なケアがたくさんあります。
大切なのは、「もう何もできない」ではなく、「今できることを続けるために何ができるか」を一緒に考えることです。

 

<認知症の治療でできること>

当院では、以下のようなサポートを行っています。

・薬物療法:進行を緩やかにしたり、認知機能を保つための薬を使用します。症状に応じて、気分の安定や睡眠をサポートするお薬を併用することもあります。

・精神的なサポート:認知症は、患者さんご本人にとっても、ご家族にとっても心の負担が大きい病気です。心のケアを大切にし、不安や混乱に寄り添う治療を行います。

・生活の工夫や助言:毎日の暮らしの中で、できることを増やすためのアドバイスや支援を行います。必要に応じて、地域の支援サービスとも連携します。

 

早めの受診が、より良い未来につながります。

認知症は、「早く気づいて、正しく向き合うこと」がとても大切です。
早期に受診することで、今後の生活の準備やサポートの体制を整えやすくなります。また、似た症状の別の病気(うつ病など)が隠れている場合もありますので、正確な診断はとても重要です。

「気になるけど、まだ大丈夫かな」
そんなときこそ、受診のタイミングかもしれません。

ご本人だけでなく、ご家族の気持ちにも寄り添いながら、その人らしい日々を大切にするお手伝いをいたします。
まずは、お気軽にご相談ください。
心と脳の専門家として、私たちがしっかりとサポートいたします。

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