パニック障害の治療
パニック障害でお悩みの方へ
突然の「息苦しさ」や「動悸」に、不安を感じていませんか。
ある日突然、理由もなく強い動悸や息切れ、めまい、手の震え、発汗などが起こり、「このまま死んでしまうのでは」と思うほどの恐怖を感じたことはありませんか。
その発作は数分～30分ほどでおさまることが多いですが、「また起きるかもしれない」という強い不安が日常生活に影を落としてしまう。それが「パニック障害」の特徴です。
このような状態が続くと、外出や電車・車の利用、人混みへの参加などを避けるようになり、次第に生活範囲が狭まってしまうこともあります。
パニック障害は「心の病気」です。
気のせいでも、性格の問題でもありません。
パニック障害は、脳の働きや神経伝達物質のバランスの乱れによって起こる、れっきとした心の病気です。ストレスや環境の変化、過去の体験などが引き金になることもあります。
決して「気合いで乗り越える」ものではなく、適切な治療によって回復が見込める疾患です。実際、多くの方が治療を受けることで、再び安心して生活できるようになっています。
治療
当院では、まずじっくりとお話をうかがい、症状の経過や生活背景を丁寧に確認します。そのうえで、必要に応じてお薬による治療や、不安に対処するための心理療法（認知行動療法など）を行なっていきます。
「こんなことで受診していいのだろうか」と迷われている方も、どうぞご安心ください。お話しするだけでも気持ちが楽になることがあります。
一人で悩まず、まずは一歩を
パニック障害は、決して珍しい病気ではありません。誰にでも起こりうるものであり、早めに対処することで、日常を取り戻すことができます。
「また発作が起きたらどうしよう」という不安を、これ以上一人で抱え込まないでください。私たちは、その不安と向き合い、少しずつ安心を取り戻すお手伝いをします。
あなたの心に寄り添い、ゆっくりと回復への道を一緒に歩んでいきます。どうぞお気軽にご相談ください。
